Jardin du I’llony 南青山 花屋勤務時代
パリ修行ののち、日本に帰国後、無事アイロニー南青山店に入社します。
当時は仲間というよりも、職人集団というイメージでした。
アシスタントの仕事を経て制作の練習に進めるのですが、
なるべく早く毎日のルーティンを終わらせて、
制作の練習を作って終電までには帰ろう。
そんな生活でした。
決して器用な方ではないので、なかなか次に進めない。
持ち帰って練習、近くの花屋で似たようなお花を買って練習。
先輩が作る物を色んな角度からじーっと近くで見て、動画を撮らせてもらって必死についていっていた気がします。
体力的にはきつかったですが、走るのに必死すぎて辛いなと思ったことは一度もありませんでした。
そしてようやくフローリストとしてデビュー。
さらに数年後、南青山店の店長を任せて頂ける事になりました。
店長という立場でお店を管理していく事に不安はありましたが、私にとって大きなチャンス到来!
良い仲間にも恵まれて、自分が新しいことに挑戦できる機会をもらたことは本当に幸せでした。
自分だけで出来ないことは、みんなに甘える。
プラスになることはみんなにもどんどん共有する。
会社員時代とは少し違う、花で繋がる同僚達。
お客様も新人店長の応援団のように、暖かく見守っていただきました。
アイロニーで私の花仕事の基礎ができ、コロナ禍や花でできることの広がりをたくさん学ばせていただきました。