6月は梅雨に入り、各地で雨の多い季節。
二十四節気で言えば、1年のうちで昼の時間がもっとも長い夏至があり、梅雨が明ければいよいよ本格的に夏が始まります。
6月の代表的な花といえば、アジサイが思い浮かびますが実は他にも6月に旬を迎える花は多くあるんです。
今回は6月の旬の切花について、特徴や花言葉などをご紹介します♪
【6月の切り花-①】紫陽花
6月の花として多くの人がイメージするアジサイ。
雨に濡れると花びらの色が変わる、梅雨時の風物詩ともいえるお花。アジサイは日本原産の花ですが、現在お花屋さんで見かけるのは、ヨーロッパに渡って品種改良されたものがほとんど。
英名の”Hydrangea”はギリシャ語で「水の器」という意味。
土壌の酸性度によって花色が変わり、酸性の日本ではブルー系、アルカリ性のヨーロッパではピンク系が多く見られます。
アジサイの花言葉:「移り気」「団らん」「家族」「和気あいあい」など。
【6月の切り花-②】アガパンサス
梅雨の時期に涼しげな花を咲かせる姿が印象的なアガパンサス。
アガパンサスの名前の由来は、ギリシャ語で「アガペ(愛)」と「アンサス(花)」。
ギリシャ語で”愛の花”というロマンチックな意味も。
花色は青・水色・紫・白と、爽やかな色味が多いのも特徴です。スラッと長い茎の先に、ユリに似た小花を咲かせる姿は涼しげで、初夏の季節のブーケやアレンジメントにぴったり。花の種類は、一重咲きや八重咲き、花びらがストライプ模様のものもあります。
アガパンサスの花言葉:「愛の訪れ」「恋の訪れ」など。
【6月の切り花-③】スモークツリー
もくもくとしたケムリのような姿が個性的なスモークツリー。
最近はドライフラワーでもよく見かける、人気のお花です。和名では「煙の木」「霞の木」とも呼ばれています。煙や霞のような花姿で、1本でもボリュームたっぷり。
スモークツリーは落葉性の樹木で、初夏に花が咲き、秋には紅葉して、冬になるとケムリのように見える部分は落ちてしまいます。花糸の色は、赤紫や緑があり、ふわふわとしてやさしいアンティークな印象です。ドライフラワーにしたい場合は、そのまま逆さに吊るしておくと綺麗な状態で乾燥していきます。
スモークツリーの花言葉:「煙に巻く」、「にぎやかな家族」
【6月の切り花-④】カラー
優雅なラインの花姿が、上品でモダンな印象のカラー。切り花の他にも、鉢植えとしても流通している球根植物の1つです。
花色はよく見かける白の他に、ピンク・赤・黄色・オレンジ・緑・ブラックなど様々。
花びらのように見えるものは、花ではなく葉が変化した苞(ほう)と呼ばれるガクの一種。
花は真ん中にある黄色の棒状の部分なんです。
清楚で上品な花姿から、ブライダルの花にもよく選ばれるお花です。
カラーの花言葉:「乙女のしとやかさ」「清浄」
【6月の切り花-⑤】デルフィニウム
美しい青い花の代名詞ともいえるデルフィニウム。花色は定番の青や水色の他にも、紫・白・ピンクなどがあります。品種はさまざまで、スタンダード・スプレータイプ、一重咲き・八重咲きなど、それぞれの品種で印象が異なるのも特徴的です。
デルフィニウムの花言葉:「清明」
【6月の切り花-⑥】グロリオサ
炎のような花姿が印象的なグロリオサ。花色は、よく見かける燃えるような赤の他に、黄色や白などの落ち着いた色味も。元々は赤いグロリオサを品種改良して白くしています。スタイリッシュでモダンな印象もあるので、男性への花贈りにもおすすめのお花です。
グロリオサの花言葉:「勇敢」「栄光」
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