月に1回、季節のお花を楽しみながら想像力を豊かに、感性とスキルを磨いていくローブのフラワーレッスン。
レギュラーコースは、圧倒的な華やかさを表現する季節のブーケクラスです。ローブらしいお花を束ねたい方、ブーケのメソッドや技術向上を目指す方へ。お花初心者の方から、経験者の方にもご参加いただいています。
8月は “草花のブーケ(シャンペトルブーケ)”
シャンペトルブーケってどんなブーケって思いましたよね?
シャンペトル(Champêtre)とは、フランス語で田園風景・田舎風を指す言葉です。


野原から摘んできたような自然でラフな雰囲気のスタイル。
草花をふんだんに使って、のびやかで動きのある自然な仕上がりが特徴です。
フランスでは一つのブーケのスタイルとしても確立されています。
L’aubeはそんなナチュラルなフレンチスタイルをベースにしています。
シャンペトルブーケを作る上で欠かせないのが、グラミネ。
またまた馴染みのないような言葉ですよね。
ラテン語の「grāmen(草)」が語源で、スモークグラスやパニカムなど、軽やかで自然な動きのあるイネ科の植物を総称した呼び方です。
繊細な揺らぎとナチュラルな風合い。心地よいナチュラル感を演出してくれるローブの花にも欠かせない草花たちです。


バラやダリア、トルコキキョウなどいわゆるメインとなるような顔の大きなお花は入れないのが、シャンペトルブーケ。葉っぱや小花、いつものブーケの中にいると、脇役のお花たちがそれぞれの特徴を活かし合って共存しているようなイメージです。


今回も生徒さんのお手元、写真を撮らせていただきました♪
ローブのレッスンに参加してくださる方は、草花や葉っぱがお好きな方が多い♡
美しいもの、好きなものを共感していただけるってとても嬉しいです。
毎月シャンペトルブーケを束ねたいくらい(笑)






私が花修行したフランスでは花と雑草の区別がゆるやかな気がします。
日本だったら、「え?雑草?」といわれてしまいそうな道端や公園に咲いているグラミネをフランスでは美しいものとしてブーケやアレンジにも使用しています。フランスの花市場にはグリーン専門の仲卸さんもあるくらい野にある草や実が、立派な「商品」として並んでいて、都会の真ん中に住む自然を愛する人たちから高い支持を集めています。

生徒さんの作品です。
大事なポイントは毎回お話ししていますので、いつ始めても大丈夫。
レギュラーコースは、技術的なことも細かくお伝えしていますので、季節を感じながらローブらしいブーケを毎月お届けしています。曜日によって少し花材は変わりますが、テーマは同じです。
花がそよそよと揺れて、風の音まで聞こえてきそう。
ブーケがつくる、心地いい時間です☺︎





今月もご参加ありがとうございました。
今月のレシピ (回によってテーマは同じですが花材は変わります)
ヒマワリ ブリーディングパーツ
ミシマサイコ
ワレモコウ
アワ
ベッセラ
スモークグラス
パニカム
チョウジソウ
ユキヤナギ

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