月に1回の通常レッスンとは別に、より季節の旬を切り取った単発フラワーレッスンを不定期で開催しています。初めてローブのレッスンにご参加いただく方も、ローブレッスンメンバーは割引価格で、単発での開催なので1回完結の内容となっています。
スズランのブーケ


バラ・ジャスミンと並んで「三大フローラルノート」と呼ばれる上品な香りのする“スズラン”
スズランはとても繊細で決して長く楽しめるお花ではありませんが、この季節ならではの喜びを感じさせてくれるお花です。
スズランの産地さんというと、長野県と北海道。長野→北海道の順で流通が始まります。昨年は4月上旬頃から市場にもたくさん出回っていましたが、今年は昨年の猛暑や寒波の影響で流通がとても不安定。
レッスン日の当日までドキドキでしたが天候は仕方ないですよね・・近年の不安定な気候の中でも旬を楽しみたいです。英国キャサリン妃のブーケにもスズランが使われていたことで、より人気も高まっています。小さくて可憐な幸せブーケを束ねてみましょう。
花材合わせ
スズランは他のお花に埋もれてしまいがちなので、合わせる花材も柔らかい優しい雰囲気のものをチョイス。
花合わせ次第でスズランの可憐さを引き立ててくれる上品な印象のブーケになります。

スズランの束ね方


まず、束ねる前に花茎部分と葉っぱを分けていきましょう。(簡単に離れます)
そして、改めて葉と花を組み直します。そうすると、花が葉に隠れてしまわないで綺麗にお花を見せることができます。お花はとても短いので、少し高めにして、目立つように。スズラン2〜3本→葉っぱ→スズラン→葉っぱと交互に重ねていきましょう。
上からのバランスを見て、その他の小花を足していきます。


生徒さんのお手元を撮らせていただきました。茎が短いので、少し難しそう。
横から、上からもチェックして、お花の高さを調整します。
小さなスズランのお花をキュッと可憐にまとめた幸せブーケの出来上がりです。飾る時は、ガラスの器に入れて、茎ごと見せるように飾っても可愛いですよ。


取り扱いには十分注意しましょう。
可憐な姿とは裏腹に、スズランは全体に毒を含み特に花と根に毒性が強い植物です。
誤って摂取すると、嘔吐、頭痛、めまい、心臓麻痺などの症状が起こり重症の場合は死に至ることもあります。誤って口に入れたりしなければ、問題ありません。
スズランを挿した花瓶の水を誤飲したり、花瓶の水をこぼしてペットがなめてしまう ケースも考えられるので、取り扱いには十分注意しましょうね。
いつもお伝えする大事なポイントは、花材が変わっても毎回同じ。
ブーケの上達は、スバリ!繰り返すこと。初めは手の動きに慣れなくてぎこちなくても、繰り返すことでいつの間にか自然と手が動くようになります。
圧倒的な華やかさと存在感。季節を感じながら、ローブらしいブーケをお届けしています。
スズランのブーケレシピ
スズラン
宿根スイートピー
オンファロデス
ヘレボルス マグニフィシェントベル
コロニラバリエガータ
シレネ グリーンベル


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